10.太陽病
作詞:Wataru Ujihara
作曲:Wataru Ujihara
陽が差す路上を逃げ出して
木漏れ日たちと戲れる
君の微笑みが
汗ばむ僕の微熱上げる
ガラクタばかりの裡庭に
見つけた寫真立ての中
セピア色した表通りは夏
太陽にやられて幻をみてる
あの時もこんな熱い晝下がり
君にうなされて冷めやらぬ想い
それは陽炎と消えた
僕らが青い果實の頃
空には白い雲が見えた
とても靜かな甘い匈いがしてた
樂園を求めてさまよい步いてた
喉を乾かせる熱い晝下がり
公園から見えた狹い空の下
ここが何處かもわからずに
溶けてしまいそうな
蟬時雨の中
遠い君を想う
太陽にやられて幻をみてる
あの時もこんな熱い晝下がり
君にうなされて冷めやらぬ想い
それは陽炎の
ゆらめきのざわめきに消えた
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